オーガニックコットン
世界で栽培される高級コットンの産地は、どれも新大陸に由来し、その源流はすべてペルーにあるとされます。古くは奴隷制度などの人権問題、第二次世界大戦以降は農薬被害や干ばつなどとも深く関係し、世界的にコットンの需要が拡大する一方で、この作物を取り巻く多くの問題が懸念されてきました。
MARKAWAREでは2018年以降、すべての製品にオーガニックもしくは、未認証ながら持続可能な方法で栽培されるコットンを使用しています。そのひとつ、ペルーの “ジャングルコットン”は、登山道ほどの細い道を抜けた先にある熱帯雨林で栽培されます。農薬を運ぶことすら困難なこの土地では、ニワトリが害虫を食べ、雨が水撒きの代わりをしてくれます。自然の循環の中で、背の高い木に綿花が実る珍しい光景からは、水やエネルギーの過剰な消費とは無縁の圧倒的な環境性能を感じることができます。
さらに私たちは、綿花栽培のサステナビリティを追求すべく、ペルーに自社農園を新設します。2023年には、ここで獲れたプレオーガニックのピマコットン製品をお届けできる予定です。
